姿勢画像-2
姿勢の変化のケース:2
なにもせずに撮影した写真
上の写真は現役のダンサーでダンスインストラクターです。
この時は全く何も手を加えていない状態で写真を撮らせてもらいました。
もちろん年齢も若く、ダンスは小学生の頃からやっている訳ですからキャリアは10年以上になります。
腰痛やその他の自覚的な症状はありませんが、写真だけでも判る事はいくつかあります。
先ず側面から判る事は体全体の捻じれです。
そして前後の正面からは、体の傾きが見て取れます。
そこでエゴスキューの簡易メニューを与えてしばらく続けて貰う事にしました。
下の写真は自分で簡易メニューを続けて貰って、1か月くらいたった時の画像です。
そんなに真面目に毎日続けた訳ではありませんが、時間を見つけては週に2~3回程度やったと言う事です。
それでも効果は出ています。
上の写真と比べても判るように、側面の写真からは捻じれが取れて外踝の前を通る垂直線が耳孔に近づき、左右差が目立たなくなってきています。
また前後の正面の写真からは左右の傾きが取れて、体の正中線が骨盤の中心を通る垂直線に近づいてきています。
また左に寄っていた重心が中心に寄っているのも判ります。
簡易メニューをしばらく続けた後の写真
下の写真は上の写真を撮った際にエゴスキューの個人メニューを作成し、一通りのトレーニングを行った直後に撮影したものです。
結果は一目瞭然で、左右の側面も前後の正面も理想の姿勢に近づきました。
機能テストも、歩行分析の結果も良好です。
彼女自身が厳しいレッスンを続けながらも、この姿勢と動きを維持する事が出来れば、将来的にも故障も少なく、素晴らしいダンサーになれる事は間違いないと思います。