姿勢画像-3
姿勢の変化のケース:3
エゴスキュー個人メニュー実施前の写真
この写真の方も現役のダンサーです。
撮影の2か月ほど前に負傷したとの事で、左の膝に少し障害を抱えているそうですが、それ以外はいたって良好であり、腰痛などの症状はありません。
彼女の場合、上の写真で見る限り最も特徴的な事は、左右の側面の写真で判るように、右側面の写真は非常にバランスが良く見えるのですが、左側面では前のめりに見えています。
ここからは左右の重心の差と、体全体の捻じれを指摘する事が出来ます。
下の写真は彼女専用のエゴスキュー個人メニューを作成し、実施した直後の写真です。
上の写真と比べると別人のように理想的な姿勢に近づいているのが判ります。
特に側面の写真の変化は特徴的で、外踝の前を通る垂直線に耳孔が近づいていくためには、特に骨盤の角度が変化する事が重要となります。
けれども骨盤調整などで骨盤の角度だけを変化させようとすると、全身のバランスを崩してしまう可能性が高いように思われます。
やはり人間の体のバランスを考えるときは、常に全身の状態を観察しながら各部位の状態を見ていくことが重要だと思われます。
前後の写真ともに、若干うつむき気味な傾向が見て取れますが、これも個人メニューでトレーニングを続けていく事で改善されると考えられます。
エゴスキュー個人メニュー実施直後の写真